こじらせを始めよう、そしてねとぽよありがとう
前略
Twitterでこじらせてちゃフォロワーに迷惑をかけてしまうからブログを作ってこじらせる、こじらせてやるとずーっとずーっと書いていたのに有言実行を行えなかったのは正しく怠慢と言わざるを得ない。
ただ言い訳をさせてもらうと、仕事に追われたり個人的にも色々あったりでモチベーションをブログを作る、文章を書くというところまで持って行けなかった(Twitterでこじらせるモチベーションはあるのにね)。
今も状況はそこまで変わっていないのだけれど、文章を書くモチベーションは急激に上がってきた。
何かあったのかというと、前の日曜日にある人とネットの文化について長々話した事がきっかけだった。
ねとぽよとの出会い
最近よく慟哭する。何故俺の自分自身をより善くするという努力がちっとも報われないのかと。俺よりしょうもない事をしている奴の方が人生ずっと楽しそうなのに!
そして何故俺は俺自身の情念を発散させることが出来ないのかと。
理由を考えてみれば簡単なこと、情報を、ありのままの自分の気持ちを外に発信することを俺自身が恐れていたからだ。
Twitterでこじらせた所でフォロワーから外にはなかなか出ないし、フォロワーの皆はとても優しいので俺のこじらせツイートをスルーしてくれる。ただそれが俺の情念を加速させていく。
俺だって人に認められたい。いや、人に話を聞いて貰いたい。ここ最近は特にそんな思いが俺の心を蝕んでいる。
それを昇華させるには俺のこじらせを外に出して反応をもらうしか無い。
そんなこじらせきって自家中毒に陥いり今にも死んでしまいそうなときにねとぽよというものに出会った。
今大注目の小説家になろうというサイトがあるわけだけれど、正直何故アレがあそこまで受けているのか俺には全く理解出来なかった。だってあんなもんオナニー以外の何物でも無いじゃん!
同じようにボカロ界隈ももう俺にはキャッチアップできない。ボカロの歌詞を見ると何か嫌な黒歴史を思い出しそうになって苦しみもがいて死んでしまいそうだ。
ただ、そうやって思考停止していたって始まらないし、何かを引きつけるものがあるからあそこまで人気なんだろう。「最近の若者は劣化している」だなんて老害のような思考に陥りたくない俺はその人気の秘密を知りたくてインターネットをひたすら彷徨っていた。
で、ねとぽよ象徴編集長のこの記事に行き当たったわけだ。
スケルトンになっても人は飢える~「小説家になろう」のドライな世界にせまる~ | ねとぽよ
象徴編集長の「精神のポルノ」という概念は非常に合点がいった。まあ、要するにやっぱりオナニーではあるのだけれど、俺がそれを嫌悪したのはきっとその露骨なまでのポルノ性で、それを嫌う俺はマゾヒストじみた禁欲主義者である事に改めて気づいた。俺はやっぱり今でも自分で自分の首を絞め続けている。もっと楽になる必要がある。
転機
そこからねとぽよの記事を読みあさったのだけれど、俺がキャッチアップしているネットの文化についてはちっとも触れられていなかった。特に淫夢なんて今ネット中で非常に流行っているのに誰もそれについて触れようともしない。ネットの文化を扱うなら扱わなきゃダメだろ!
そんな怒りを感じた俺はこんなツイートをした。
ねとぽよは淫夢周りを扱わないのかよ。ガッカリだ!
そろそろアレをインターネットミーム論と絡めてマジメに論評する人間が出てくる頃だと思ってるんだけどな!
— point2000終身名誉死刑囚 (@point2000) 2013, 11月 25
そのときは何のことも無い、いつものこじらせ混じりのツイートだったのだけれどそれが象徴編集長にリツイートされ、しかも編集長はまだライターを募集していると俺に言うではないか。そして俺の話を聞きたいと。
俺の情念を発散する蜘蛛の糸のようなチャンス!それに飛びつかないわけには行かなかった。
そして日曜日、恵比寿で編集長の稲葉ほたてさん(id:jamais_vu)と長々と話した。あの時間は本当に時間を忘れるほど楽しかった…自分の人生がほんの少しでも救われた気がした。
そのときネットのホモネタの歴史的変遷という話は面白いと言うことで記事を書くことになってしまった。
と言うわけでそういうネタを調べて書いているのでもしかしたらねとぽよにそんな記事が載るかもね。
燻ってこじらせていた俺にこんなモチベーションを与えてくれたねとぽよにはどれだけ感謝しても足りないし、そしてチャンスをくれた編集長にはもう命の一つや二つは預けなきゃいけない。
というわけでこじらせ、始まるよ。
<業務連絡>
あす君へ:CSSは見たとおりまだ全くもって未完成なので全然晒せません。もう少しマトモになったら晒すよ。
編集長へ:くそみそ以前の調査ももうちょっと必要なので記事は書き始めていますが、もう少し時間はかかりそうです。まとまり次第お見せします。